バスラーのシネ通vol2021-14-1209「ブラックバード 家族が家族であるうちに」
「ブラックバード(BLACKBIRD) 家族が家族であるうちに映画『ブラックバード 家族が家族であるうちに』
キノシネマ高島屋で観ました。
安楽死を扱ったヒューマンドラマです。
母親の安楽死をめぐって家族の葛藤と姉妹の長年の隔たりを描いています。
ーーーー出展:シネマトゥデイ
見どころ
『サイレント・ハート』の脚本を担当したクリスチャン・トープ自ら脚色を担当し、舞台をアメリカに
移して描く人間ドラマ。自らの死を悟った女性とその家族らが、最後の時間を共有する。
監督を務めるのは『ノッティングヒルの恋人』などのロジャー・ミッシェル。『デッドマン・ウォーキング』
などのスーザン・サランドンが母親、その娘たちを『愛を読むひと』などのケイト・ウィンスレットと、
『ボヴァリー夫人』などのミア・ワシコウスカが演じている。
あらすじ
ある週末、リリー(スーザン・サランドン)と夫のポール(サム・ニール)が生活している海辺の屋敷に、
家族と親しい友人が集まる。ある理由からすでに死を覚悟したリリーは、最後の週末を大切な人々と過ごそうと
心に決めていたのだった。そして、彼女の屋敷に長女のジェニファー(ケイト・ウィンスレット)とその家族、
次女のアンナ(ミア・ワシコウスカ)とパートナー、そしてリリーの親友リズ(リンゼイ・ダンカン)らが
やって来る。
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スーザン・サランドンとケイト・ウィンスレットというアカデミー賞受賞2大女優が初共演した本作は、
母の決意によって残された家族の生き方を考えさせてくれる濃密なヒューマンドラマ。
安楽死は日本では法律に違反して最近もそのニュースがメディアに取り上げられて話題になったばかりです。
正直、死を選択する自由は認められてもいいのかとも思いますが、一方で当事者となったらどんな行動を
取るのか迷い苦しむ気がします。
リリーが「死期を知らずに過ごす人と、死期を知る私」というセリフがとても印象的でした。
海辺の豪華な家で8人の登場人物だけで繰り広げられる物語が、深く静かに心に刻まれる映画です。
B級ながらも豪華な出演陣と重いテーマを扱った作品だけに見応えがあります。
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