バスラーのシネ通vol2016-54-742「ニュースの真相」

「ニュースの真相」6点
TOHOシネマシャンテで観ました。
報道の裏側を描いて今年のアカデミー賞を獲得した「スポットライト」と比べて観るととても興味深く観ることが
できました。「スポットライト」はその名のとおりスクープとして報道の価値を上げてまさにスポットライトを浴びた
形ですが、一方本作は報道の危うさ、責任の所在について考えさせる内容で「スポットライト」とは対照的に明暗
を分けた形となっています。

----出典:シネマトゥデイ
チェック:2004年にアメリカを騒然とさせたスクープ報道が巻き起こした波紋の一部始終に迫る実録ドラマ。
CBSの看板番組のプロデューサー、メアリー・メイプスの自伝を基に、ジョージ・W・ブッシュ大統領の軍歴詐称を
報道するも後に証拠文書が偽造ではないかと指摘され、名司会者ダン・ラザーらが批判にさらされる姿を描く。
メガホンを取るのは、『ゾディアック』などの脚本家ジェームズ・ヴァンダービルト。メアリーは『ブルージャスミン』
などのケイト・ブランシェット、ダンを名優ロバート・レッドフォードが演じる。
ストーリー:アメリカのジョージ・W・ブッシュ大統領が再選を目指していた2004年、放送局CBSのプロデューサー、
メアリー・メイプス(ケイト・ブランシェット)はダン・ラザー(ロバート・レッドフォード)が司会を務める報道番組で、ブ
ッシュ大統領の軍歴詐称疑惑をスクープする。それはアメリカで大反響を呼ぶが、後に証拠は偽造されたものだ
とブロガーが指摘したことから、メアリーやダンら番組スタッフは世間から猛烈な批判を浴び……。
-----

同じジャーナリストの姿を描いた名作「大統領の陰謀」に出演したロバート・レッドフォードとアカデミーの常連と
なった演技派のケイト・ブランシェットが実在の人物を演じ話題となった作品です。
私的には、ジャーナリズムを描いた作品としては「スポットライト」よりも本作が優れている気がします。
負の部分を鋭く描きながらもジャーナリズムの神髄や使命を色濃く描いて素晴らしい作品だと思いました。
また、後半のCBSの内部調査委員会の場面では私が課長時代に国税のヒアリングを受けた記憶が蘇りちょっと
緊張しました。ただ、最後にメアリーが委員に対して毅然とした態度で問い掛けたシーンには何かスカッとした
気分になりました。
間違いなく、今年のベスト作品の一つです。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック